やっぱ気まぐれロック - 7:00pm ( ゲスト: 上杉飛鷹 )

Posted by 美海 * mimi on 29.2014 ON AIR


________ 7:00pm




パチパチパチ・・・きゃぁ~!!ブリッジーーー!


「 こんばんは~。 今週もやっぱ気まぐれロックのお時間がやってきました。 」


ブリッジロックの3人+坊が真ん中に立っている。
今日の坊は・・・・

・・・ふつう。ただのニワトリだった。


先週は金髪蒼瞳のタキシードで・・・食いしん坊のエスコートをしたのだけれど、本日は・・・


「 最近の・・・俺らも気に成る事。 」

「 あぁ、そうそう。タブン・・・」

「 な~っ! なんだろな? 俺らもそう思うんだよな。 」


そんなブリッジの会話の中で、坊はコロコロの胴体生かし・・・横にぶんぶんウエストを捻ったり手羽を振ったりしている。とあるキャラの、ふOっしーほどの激しい動きは出来ませんが、坊は坊なりの動きがあるので、たま~に、ちょーしに乗って小刻みに飛んだり跳ねたりしたら・・・


________ プキュプキュ・ぴゅきゅ・ぷきっ・プッキュープキプキ・プ・プップープー



「 ちょっと、うるさい。坊 !」


などと、しかられてしまうのであった。

しょっぼー・・・として、スゴスゴ後ろに下がっていく。手を・・・いや、手羽を横に振り、どうぞどうぞ、と差し出しながら話の続きを、スタジオちょー隅っこにて促していた。

テレビ画面では、一番角にギリギリである。
ちょっと動くと、父のちゃぶ台返しを影から見守るお姉さん。はたまた・・・見ちゃった。な・・・家政婦の様に、画面から半分見切れるほどであった。


そんな、影チックな坊は他所に・・・


「 うるさくて、ごめんな~。 んでさ・・・」


彼らの会話は続いていた。


「 そうそう、んでさ。最近、めちゃめちゃ気に成る事があってさ。 」

「 俺も、自分にもだけどな。いいな~!さっすがっ!って、思うわ~。」

「 なあ~~。 」


3人は、それぞれ腕を組んで顔を見合わせて微笑んでいた。


「・・・いいか。同じ事務所って事で。 」


今日の3人は、食いしん坊の為のタキシードであった。でも・・・


「 じゃぁぁ~~ん。 」


と言いながら差し出した、それぞれの腕や足。なんでいきなり食いしん坊だったのかは、彼らの“ 衣装 ”のリクエストだった。

1人は・・・


「 俺は靴~!フェラガモの彼が履いてた靴がいいな~って思っていたら、
偶然同じの見つけた! これこれ! 敦賀さんが履いてた靴!」

「 おぉぉ~!フェラガモだったんかいな~。 」

「 ん~ん・・そうと言えばそう、違うと言えば違うんだけど。
専門のお店に行ったらさ、かなり専門家の店員が居て、言ってたのは・・・
あれは個人的なイタリア職人手作りのもので敦賀さんのは少しだけ違うって。
でも一応、これは元が同じデザインだって言われたけどね。 」

「 おぉ。なるほど。 でもよくあったな、サイズがさ。 」

「 まぁね・・・」


横を向いて何かを誤魔化そうとしているが、気付いたのは きっとお客さんもなんだろう。

_____ クスクス・・・

そんな小さな笑い声も混じるスタジオ内。・・・に、テレビOn Airの方にもその声は届いているだろう。


「 サイズ。やろ? 」

「 ・・・だよ。 」

「 よかったな~。リーダー、小さくて。 」

「 まぁね。 」


画面端に居る坊と共にしょぼくれモードに入った石橋光。
頭をポンポンと撫でられながらも、ブリッジのもう1人は話し出した。


「 俺はコレやさかい。時計。 」


腕を差し出したその1人。おおっ!と見る2人。それに混じり坊もそばに寄って見ていた。


「 時計ってさ・・・」

「 そうなんだよ。あまり映んないんだよな。あのドラマ。 」

「 スマフォとかタブレットの時間を指差しているけど、その指した手が映ったところ! 
  録画してたからさ画面を止めて、じーーーっと何度も確認したんだよ。大変やった~。 」

「 そうそう、貴島さんもだな。なんだかワザと写さない様にしてるんか?って思うほど。 」

「 そうなんだよ。時計の位置を直しているのだろうけれど、片手で包んでたりして映らないんだよな。 それでさ・・・俺は同じ様に、画面を止めて確認したの・・これ。 」


差し出して指差したのは、袖に着けているカフスだった。


「 うんうん。 」


頷く彼らも、同意見らしい。


「 な~~、俺達カフスを着ける仕事もなければ、普段も着ける様な服なんて持ってないし。
  一目惚れして探しまくり買ったのはいいんだけど、思いついたのが この食いしん坊のタキシードだけ・・って云う、どーにもお粗末な結果だけど・・・。
でもさ、着ける機会ができたから、ちょー嬉しい、今日! 」

「 そうそう俺も、ヒズリさんの欲しかったんだけどさ・・・」

「 あぁ、試写会? 」

「 うんそう。試写会やさかい、プライベートやろ?って思ったけど、きらっと光っただけで・・・全く不明の画面の中。小さすぎやったし、ちょーーー・・・」


親指と人差し指で、ちょー、こんぐらい。と大きさを見せている。
ゴマより小さい ちょ~~極小、コショウ並だと言っている。


「 ちょーーー・・・一瞬だけ、きらっと光っただけで。 」

「 あーぁ!んじゃ、ダイヤとか? 」

「 ありえる。ピアスもしてたしな。 」

「 セレブやっしー! 」


とある、ナントカなOしーではない。たまたまウルサイと怒られた坊の影響でもなかろうな。

その言葉にジロッと横目で見る坊だった。


「 でもさ・・・このカフスも時計も、本当に敦賀さんがしていたものかどうかは・・・」


黙ってしまった3人。そして同時に口を開いた。


「 そう、なんだよな・・・」
「 ・・・なんだよな。 」
「 そう・・だな・・・。 」


石橋光に、石橋2人+坊も同時に視線を向けた。


「 今、リーダーが言ったやろ。 」

「 なっ。同じものじゃない、特注だって。 」

「 ・・・かもな。 」


ウンウンと縦に頷く坊だった。

その中で・・・

( ウンウン。蓮のも久遠のも間近で見てるけど、はい、ちょっと違います。 それに・・・)

ドラマの中には私物は持ち込まない主義。だと知っているのは昔から。
それに背が高くてスタイルが良過ぎる彼らは、特注でないとサイズは無い。それに合わせて、
ついでに小物も用意してますよ。バラエティやトーク番組、雑誌や製作発表などにいたっては、
私服であっても・・・

・・・武装した敦賀蓮としての。 ・・・だし。

久遠はまだそういった類のテレビ番組に出演した事は無いし、試写会だけだしな・・なんて、
ちょっと止まっている坊に・・・

な~っと話しかける3人組。


同じ事務所と言えどタレントと俳優とセクションが違うし・・・

ブリッジ・ロックはNo.1人気芸人としても、タレントとしてもその位置を築いた彼ら。
芸人とタレント。という2つの顔を持っている忙がしい彼らには、こちらもバカが付くほど忙
がしい、敦賀さんと遭遇する機会なんて無いに等しいほど、双方日常の中に余裕も無い。

( そーいや、今日の晩御飯。そんな忙しい蓮が電話してくれているんだろうか? )

・・・そんなモロモロいろんな事を坊の中身が考えているとは思わない観客も、ウンウン、特
注かも。と云う その意見には同意らしい。


敦賀さんって私服もカチッとシュッとしてるんだろな~~。との話に続いた・・・


「 まぁ、ヒズリさんのはパステルブルーのギンガム・チェックのシャツだしな。 」

「 うん、スーツに似合う、シュッとしたシャツスタイルなのに、あの可愛い色と柄。 」

「 大人っぽくて男っぽく、なのに甘くて可愛いって、あの服も雰囲気も・・・ 」

「 ・・・神様は、ずるいよな。 」


「 そんなのが似合っちゃって、バシッと嵌まって決まってるって・・・」

「 な~。冷たい顔とかしないんだろうな~。 」

「 敦賀さんと違うタイプでさ、ほわっと甘く優しくて、敦賀さんは艶っぽくてカッコいいって感じで・・・なーんか同じ物を着けただけで、自分がさ・・・」

「 あぁ~!分かる。その、大人っぽく男らしく、甘くてカワイイ人に成った気分なんやろ? 」


ん~、そうそうっ!そんな服のカフスって、一体どんなものだろう・・・艶っぽくては、その
うち自分にも起こる変化であって欲しいと願いつつ、全てをなんとなくウヤムヤにしたまま進
行していった。



「 では、本日のゲストは・・・」

「 最近、めっきり大人の仲間入りに向かっている・・・」


「 大人っぽく男っぽく成って来た・・・ 上杉飛鷹くんと・・・」

「 甘くて可愛い・・・琴南奏江さんで~す。 どぉぞ~~~ 」



_____ わーー、パチパチパチパチ~~


客席から拍手が起こると、さっき坊が画面から見切れるほどの端。・・・でもその上。

いじけていた坊が居たのは その階段下だったけれど、ゲストの2人。

少し大人びて背も伸びた上杉飛鷹が、琴南奏江をエスコートしながら階段を降りてきた。


「 こんばんは。ようこそいらっしゃいました。食いしん坊バンザイへ。 」


拍手が鳴り止むと同時に始った、2人が姉弟役で出演しているドラマの宣伝。
それが終わると・・・



「 じゃぁ、いったんCMで~す。 」





Love Letter from RT and CH