CM * RMandy - A Graceful moment _ The lustily Moment

Posted by 美海 * mimi on 26.2014 at BACK STAGE
撮影の終わった後に、彼女が手を差し出して握手にその手を握ると、彼女の左手がその上をポンポンと軽く叩いた。

そのメレ・ダイヤの指輪 ・・・


「 お疲れ様でした。 ありがとう。 」


微笑んだ彼女の笑みが、撮影中に自分の中で何かが判ったものを感じてくれていたと思わせて、自分に一つまた一つと増えてゆく自信に繋がった。

その自信は、仕事だけじゃないとも感じて・・・


手をすっと離した彼女に、楽屋へどうぞと手を向けられて促された。

スタジオの隅で待機していた社さんも寄って来て、蓮。お疲れ。と声を掛けられながら渡された自分の携帯電話。

その電話で直ぐに・・・

今どうしてもそうしてみたいと云う思いに駆られて電話を掛け様と、楽屋に急いだ。

________ R R ・・R R ・・・・




どうしても逢いたくなって・・・ 




________ よぉ~蓮。どうした? なんかトラブルか? 


んな、わけねぇよな 。ははっ。んでっ? と聞き返す社長に、今日どうしてもそうしたいと云う想いに駆られた事を勇気を出して告げたくて、アポイントを取りたくなっていた。


「 社長お話があるのですが、今から事務所に伺ってもいいでしょうか?」


________ なんだ?話って? 今、言え。それとも電話じゃ言い難い・・・状況か?


「 いえ、それじゃぁ・・・」



カチャ・・・


楽屋の鍵を掛けて、誰にも聞かれない様に部屋の角に行った。


「 あのですね・・・」

話し出した自分に真剣に話を聞いてくれる社長は、初め無言だった。
けれど、自分の人生がこれからも・・・さっきの監督に言われた様に・・・


影の無い世界・・・

・・・影の出来ない人生を歩みたくなった。




________ うん。うん・・・そうか・・・


自分の熱意はきっと伝わってくれていると、静かに相槌を打ち出してくれた社長の言葉に感じていた。


「 我儘だとは分っています。けれど、このままでは・・・
アメリカにいつかは必ず戻りたいし、活躍出来るようになるにしても、
今のままでは、自分は・・・・・
日本から一歩も出れないんです。ですから・・・」



________ なにかあったのか?今日・・・



「 今、終えた撮影の監督が・・・
・・・影の無い俺が似合っていると言ってくれました。 
自分はこのままでも良いかと、思っていたのですけれど・・・
好きな人に好きだとも言えない事にも・・・それに・・・ 」



________ もういいぞ・・・ 蓮・・・じゃないな、久遠。

俺はな。お前の両親に約束したんだ。お前を必ず連れて戻してやるってな。
まぁいい、お前がやる気に成ったんだ。

・・・じゃ、手始めに、今お前に入っている映画のオファー。

敦賀蓮は出れないと、断りを入れておく。

フ・・・

・・・・だろ?



「 はい。 ・・・それでいいです。 」



________ よし。その代わりにゴリ押してやるよ。有無を言わさず・・・


うちの新人俳優。

フッ・・・ 久遠ヒズリを代わりにしろってよ。

・・・あぁ、んじゃこっちもだな。
それのまだ決まっていなかった相手役。

うちの新人・・・京子。

・・・にしろってよ。んだろ?
じゃ、事務所に来んでもいい。直ぐにそう手配してやる。



いいんだな。と念を押されて、宜しくお願いします。と電話を切った。


ふー・・・


楽屋で鏡を覗き髪をかき上げながら、どうやって久遠ヒズリに成ろうか考え出していた。
撮影中に見えた彼女の笑顔・・・
何も無い空間に、どうしてそう見えたのかと思うだけで、それに・・・

新人の彼女に・・・

本当にこんなに大きな映画の相手役の話が、これから行くのか確かめたくも成って

どうしても今日逢いたいと思い始めていて、電話を掛けていた。


「 もしもし・・最上さん・・・」


今 急に連絡が合って事務所に向う途中だと言う彼女に・・・


「 そう・・・」

それだけでたぶん、もう5分前の自分の人生と大きく変わってきたのだと察知できた。


「 いいよ。事務所に迎えに行く。 」


電話の向こうで何か言っていたけれど、もう動き出した自分の人生に止める事は出来ない。
急いで着替えだし、どうするか考えていた。


まずは、事務所に行って・・・・・・




着替え終わって、鞄を手に取った楽屋の鏡の前。そのまま鏡の中の自分を見つめていた。


「 よし。大丈夫。 」


鏡の中の自分に言い聞かせる様に・・・もう一度・・・・


「 Just DO the best of mine with the confidence 」


All Right! 鏡の中の自分にコツッと拳を向けて、Foe の挨拶を交わした。


久遠ヒズリは・・・これから・・・

敦賀蓮のライバルになると・・・


そう自分に言い聞かせて、Foe 敵同士の証。拳を向け合って ___________________





Love Letter from RT and CH