Seacrets with BACK STAGE pass * 1-tweet from REN TSURUGA

Posted by 美海 * mimi on 27.2014 at BACK STAGE
・・・Back Stage



とある日の撮影の事だった ____________




この撮影の時、俺は久遠ヒズリとして映画の撮影が終わった直後で、最上さんとは・・・

久遠ヒズリとしてなら、関係を持った後だった。



どうしても最上さんに逢いたかった事もあり、社さんに彼女のスケジュールの裏を取ってもらって、この日は事務所に来ていると知った。

なんでもない用事を作って、久しぶりに訪れた事務所。

社長に久遠ヒズリとしての仕事を終えたと報告をした事と、事務所に入籍した久遠ヒズリのプロフィールを・・・

本当に隠さず、そのまま載せてもいいのかを確認された事。

それについては、もちろん _______________




_____ お前、本当にこのままでいいのか?


はい、どちらかと言うと・・・
“ 敦賀蓮 ”自体の方が、俺には
・・・偽者の自分ですから。


_____ そうだった。そ~だった・・・


そうですよ、社長。
敦賀蓮の方を変えるのはもう無理ですし・・・
ですから、そのまま、同じでいいです。


_____ それじゃ・・・まぁ・・・


社長も俺も、少しの気がかりはあったにせよ、自分本来の・・・

これから、久遠ヒズリとしての人生を歩みたいと思った結果だったから。

いつまでも敦賀蓮のまま、自分が居たいかといったら、そうではなかった。

海外に行く事も出来ないし、海外の映画祭に呼ばれても断り続けてきた。
このままでは敦賀蓮には、限界があることを知りその限界の上の方まで自分が・・・

・・・勝ち登ってきたことにも実感は湧いてきていた。



その日事務所では社さんとは、久しぶりに会った。
モデルとしての海外ロケと社長が称し、久遠ヒズリとして映画のロケに行っていたので、社さんはデスクワークや敦賀蓮のスケジュール管理をしてくれて、この日から溜まった仕事の調整をしてくれていた。

でもその前に・・・

30分早く事務所に来たのは、最上さんが事務所にいると聞いて、彼女にどうしても会いたかった。あの後・・・初めての彼女がどうしているのか、どうしても気になっていた。

二人の愛の始まり。

それなのに、どうしても傍にいられない・・・自分の立場とシチュエーション。
早くもう一度、久遠ヒズリとして、彼女の傍にいたいと思っていた。

でも、一番安心したのは、彼女が俺を・・・

敦賀蓮に戻してくれた事。

今こうして、敦賀蓮として何も違和感無く、自分自身がそして一番気付きそうな いつも傍にいる社さんが、気付かないほど元に戻れていた。でも・・・

最上さんは気付くのだろうか・・・?

今まで映画の撮影で、毎日まいにち傍に居た。敦賀蓮の様に他の仕事で途中抜ける事もなかった。

ラブミー部での彼女は、元気だった。それを見て安心していた。

彼女が取り出した携帯電話。それを見た時気付いた。

つけていたハートのキーチェーンに・・・昨日一日、君はずっと自分のことを考えてくれながら、鍵を開けていたのだと気づいた時、嬉しかった。

でも、抱きしめてキスをして、久遠として彼女の傍に居て、彼女に愛していると伝えられないのが寂しくて・・・

昨日の朝に君とは関係を持ったばかりで、でもその時に、自分の中には3人の自分。
3人分の気持ちがあることを気付かされていた。

それが君は自分にとって、本当に・・・

・・・自分の人生には運命と宿命の人だと心から思った、自分のお守りだと. . . .



柔らかく抱きしめて包み、優しく微笑んで、安心さえする様なキスをして、心から・・・


. . . 君を愛している. . .と伝えたかった ________________





この日のドラマの撮影は、尺が足りない箇所の繋ぎもあった。

第4話の中に、惹かれている気持ちを表現するパートをもう少し加えたいと云うもので、台本は昨日早朝、髪の色を戻している時、社長から手渡されていた。

昨日一日、敦賀蓮として久しぶりに戻って見ると、敦賀蓮としての君への感情が押し寄せてきて、久遠ヒズリに嫉妬しながら敦賀蓮としての演技をしていた。その台本・・・

台本通りにしていたつもりだったけれど昨日は、NGを出された場面があった。
その撮り直しやカットもあって、尺が足りなくなっていた為、今朝メールで一場面だけの短い台本が届いていた。


現場について他のシーンの撮影もしていたけれど、思い出すのは最上さんの事ばかり。

彼女への愛しさが募って募って・・・
その気持ち・・・自分の演技に影響さえする事を初めて実感した程の気持ちだった。

でもその撮り直しのシーンは、好き。・・・かも。と云うもどかしい気持ちを表現する事だったから、自分でもカメラテストの後モニターチェックで見た自分が微笑ましい程、気持ちがシンクロナイズされていると思った。


「 ふふっ・・・」

「 どうした?敦賀君、急に微笑んで? 」


「 ん、いや・・・なんでもない・・・」


貴島と見ていた自分の映像は、初々しいな・・・と自分でも思えていた。
でも本番。その気持ちが抑えられないほど、それはどうしても嫌だと心が言っているのに気が付いた。

自分が勝手に動き出したアドリブ・・・

プロの役者で、俺よりも芸歴の長い貴島だったから出来た事。

貴島君のプロ根性と、貴島君のスキル、貴島君の実力も手に取るように分かり、彼の役者としてのプロフェッショナルな仕事振りを信用していたから、入れた事・・・


_______ それは・・・




Love Letter from RT and CH