CM* 缶コーヒー 同僚編-2

Posted by 美海 * mimi on 01.2014 CM
CM



__________ カチャ・・・



缶コーヒーを開ける手のアップ。

片手でそれを持って窓の方に歩き出した。

ブラインドを開けながら、後ろから近づく男に振り返った。


無言で微笑みながら窓の方に顔を向けると・・・


沈んだ夕日が西の彼方にほんのりと、赤い光を雲に映すだけ

街のピルも、ネオンも、窓の外にきらきらと輝き出し、
東の空には、一つ、二つ・・・星が瞬き始めている。



ねぇ、どうする?
・・・これから


ぐいっと一口コーヒーを飲んで、窓辺の淵に座った。

後ろから近づく男も、コーヒーを飲みながら窓に片手をつけて体重を掛けた。

二人で窓の外を見ながら話す _______



そうだな・・・

・・・それって・・・
あれの事?



缶コーヒーを持った手で指差したのは、ホワイトボードに残された白い円グラフ。


ふっ、そうだね。
でもさ・・・


窓の外に向き直した男の視線を追うように、二人で窓を見詰めていた。

___ 夕日が消えて外は夜・・・

沢山の街のネオンに負けないように、星がたくさん瞬き始めた。

東に昇り始めた月の灯りと街のネオンが、窓に手をついている男の白いワイシャツの袖の色を仄かに変えた。



そうだな・・・
・・・じゃ・・・


そう、何食べに行く?


二人で微笑み合って立ち上がり、コーヒーを飲み干すと空いた缶を二つ並べて窓辺に置いた。

椅子に掛けたジャケットの方に向かいながら歩き出し、なんだよ。仕事の事かと思ったじゃんか。と言う男と、違うよ、お腹が空いたんだよ。と、言う男。

ジャケットを片手にとって、二人で会議室を後にする _______



窓辺に残された二つの缶コーヒー


白のカフェラテ

黒のブラック



・・・貴方の今の想像は、近い未来と遠い未来


全てに選択がある人生に、それぞれの瞬間で、どちらの色を選びますか?




・・・・・・・・・


貴方の今の想像は、仕事の事を考えた遠い未来を想像した、貴島直人と・・・


お腹が空いたと立ち上がり、ジャケットを手にとって肩に掛け、貴島直人に先を譲り、

ドアノブに手を伸ばしながら、カメラに向かってウインクしドアを閉めた・・・

敦賀蓮


・・・二人はこれから、どこに向かって行くのだろう_______



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Love Letter from RT and CH